ウレタン
コスト重視価格が抑えめで、付帯部(雨樋・破風など)の塗り分けにも使いやすい塗料です。耐用年数は短めのため、短い周期で塗り替える前提の方や、付帯部向けに選ばれます。
ウレタン・シリコン・ラジカル制御・フッ素・無機の5グレードを、耐用年数・㎡単価・30坪(外壁約120㎡)の総額目安で比較。失敗しない塗料の選び方まで解説します。価格はすべて目安です。
戸建て30坪(外壁約120㎡)・外壁塗装のみの目安です。屋根を同時に塗る場合は+20〜40万円程度が目安となります。
| グレード | 耐用年数の目安 | ㎡単価の目安 | 30坪の総額目安 |
|---|---|---|---|
| ウレタン | 7〜10年 | 1,700〜2,500円 | 約60〜90万円 |
| シリコン 標準 | 10〜13年 | 2,300〜3,500円 | 約80〜120万円 |
| ラジカル制御 | 12〜15年 | 2,500〜4,000円 | 約90〜130万円 |
| フッ素 | 15〜20年 | 3,500〜5,000円 | 約110〜160万円 |
| 無機 | 20〜25年 | 4,500〜6,000円 | 約130〜180万円 |
※ 価格・耐用年数はすべて一般的な目安です。外壁面積・劣化状況・足場・高圧洗浄・下地補修・付帯部・屋根同時施工などで変動します。正確な金額は現地調査後の見積書でご確認ください。
価格が抑えめで、付帯部(雨樋・破風など)の塗り分けにも使いやすい塗料です。耐用年数は短めのため、短い周期で塗り替える前提の方や、付帯部向けに選ばれます。
価格と耐久性のバランスがよく、外壁塗装で最も多く使われている標準グレードです。迷ったらまず比較対象に入れたい塗料で、製品の選択肢も豊富です。
シリコンの上位に位置づけられる比較的新しいグレードで、チョーキング(白い粉)の原因となる劣化を抑える設計です。コストを抑えつつ耐久性を一段高めたい場合に検討されます。
耐候性が高く、塗り替え周期を長くしたい方に選ばれる高耐久グレードです。初期費用は上がりますが、長い目で見たメンテナンス回数の削減を重視する場合に向きます。
無機成分を多く含み、紫外線による劣化に強いとされる最上位クラスのグレードです。塗り替え回数を最小限にしたい長期居住の戸建てなどで検討されます。
あと何年その家に住むかで、最適なグレードは変わります。長く住むほど高耐久塗料の塗り替え回数削減メリットが効きやすく、短期なら標準グレードで十分なこともあります。
耐用年数が長い塗料ほど㎡単価は上がります。「総額の安さ」だけでなく「1年あたりの費用(総額 ÷ 耐用年数の目安)」で比べると、グレード差を判断しやすくなります。
紫外線が強い地域や沿岸部(塩害)など、立地によって劣化要因が異なります。外壁材の種類とあわせて、適した塗料を業者に相談しましょう。
塗料グレード・塗布回数(下塗り+中塗り+上塗り)・施工面積をそろえて、3社程度から相見積もりを取り比較するのが基本です。