チョーキング(白亜化)
経過観察〜要点検外壁を手でこすると白い粉が付く
塗膜の樹脂が紫外線で劣化し、顔料が粉化している状態。防水性が落ち始めているサインで、塗り替えの代表的な目安です。
チョーキング・ひび割れ・コーキング劣化・色あせなどの劣化サインをセルフチェック。塗り替えの目安年数と、放置した場合のリスクを解説します。最終判断は専門業者の診断を。
あてはまる項目が複数ある場合は、現地調査・診断を検討する目安です。赤は早めの対応が望ましいサインです。
外壁を手でこすると白い粉が付く
塗膜の樹脂が紫外線で劣化し、顔料が粉化している状態。防水性が落ち始めているサインで、塗り替えの代表的な目安です。
外壁に線状のひびが見える
細いヘアークラックは経過観察でよい場合もありますが、幅の大きいひびは雨水が内部に入り、下地や構造に影響する恐れがあります。早めの診断を。
目地のゴム状の部分にひび・剥離・隙間
サイディング等の目地を埋めるコーキングが劣化すると、そこから雨水が侵入します。塗装と同時に打ち替え・増し打ちを検討します。
新築時より色が薄く・くすんで見える
紫外線による塗膜の劣化初期。すぐ問題になるわけではありませんが、塗り替え時期を考え始める目安になります。
北面や日陰に緑・黒の汚れ
塗膜の防水性・防汚性が低下し、水分が残りやすくなっているサイン。美観だけでなく外壁材の劣化にもつながります。
塗膜が浮いている・めくれている
下地と塗膜の間に水分や空気が入り、密着が失われた状態。放置すると剥離が広がり、下地が露出します。
下記はあくまで一般的な目安です。立地(紫外線・塩害・降雪)、前回の塗料、施工品質により前後します。
| 対象 | 点検・塗り替えの目安 |
|---|---|
| モルタル外壁 | 8〜10年 |
| サイディング(窯業系) | 8〜12年 |
| コーキング(目地) | 5〜10年 |
| シリコン塗料での再塗装周期 | 10〜13年 |
※ 年数は目安であり、すべての住宅に当てはまるものではありません。「○年もちます」といった断定はできません。実際の劣化サインとあわせてご判断ください。
ひび割れやコーキング劣化を放置すると、雨水が壁の内部に入り込み、雨漏りや断熱材の劣化につながることがあります。
浸水が続くと、外壁材の裏側や構造材(木部・鉄部)が傷み、塗装だけでは済まない大規模な補修が必要になる場合があります。
劣化が進むほど下地補修や張り替えの範囲が広がり、結果的に費用がかさみます。早めの点検・塗り替えが費用を抑える基本です。